エゴと媚び

音楽やってる人が音楽イベントをやる原動力って、ただ自分が楽しいことをやりたいからとか、自分の演奏をみんなに見てほしいからとか、将来プロの道を目指しているんであれば、その経験値を溜めるためにとか、自分主体の理由が最初にあるんだと思います。

その後に、お客さんのためとか、楽しさを共有したいとか、ライブハウスやらクラブやら借りる場所のためとかっていう理由が付いてくるのが大半です。自分がお金儲けしたいって理由でも、お客さんを沢山呼ぶにはどうしたらいいかを考え始めます。

馬鹿正直な人がこの後付の理由を強めすぎてだんだん苦しくなるっていうのは、よくある話じゃないかなぁと最近感じています。実際誰かのためっていうのは聞こえがいいので、無意識のうちに利用してしまうこともあります。

 

お客さんが来ないと金銭的にもイベントは成り立たないし、もちろん来てくれる人たちには楽しんでもらわないと、やってる側も辛いです。でも自分が本当にやりたいことを押し殺してまで他人に合わせたことを続けてしまうと、気づかないうちに自分の原動力となっていた気持ちがゴリゴリ削られていたりします。それ考えると「金儲けのため」って理由は、相手に合わせれば合わせるほどしっかりモノが返ってくるから強いのかも。

 

すごく青臭い感じに聞こえますが、「自分が楽しみたい」って気持ちはとても大事だと思っていて、趣味の延長でやっているのであれば尚更、一番守らなきゃいけない部分はそこです。

エゴと媚びのバランスが半々までならいいんですが、媚びの部分が大きくなりすぎると、自分が何のためにやっているのかわからなくなってしまいます。このバランスのことは結構な頻度で考え込んでしまうことが多いです。

 

 

今自分が携わっているイベントにおいて、自分のいる意味がわからなくなってしまいました。自分は何のためにやってるんでしょう。

少し凹んでいることは確かなんですが、本当にやりたいことというか、別の切り口が見つかりそうな気もしているので、決して後ろ向きなわけではないです。頭悪いんで考えるより先に行動した方がいいんですけどね。

 

 

 

 

 

サクラクエストが終わってしまいましたが、本当に素晴らしいストーリーでした。何度も何度も言ってますが、田舎に住んでいる方であれば是非見てほしいです。

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超今更ですがamazarashiの「命にふさわしい」、ゲームのNieR:Automataとのコラボ曲なのに、ニーアやってる人にあんまり広まってない気がするので、是非。良い曲です。