スマブラSPECIALをプレイした話

前回までのARASUJI

Switchを買ってしまった話 - 細胞文列

あたしたち、どぉなっちゃうのぉ~~!?

 

ということで、スマブラスペシャル兼おっさんが体験する最新ゲーム機スイッチの感想日記です。

 

まず最初にソフトはダウンロードじゃなくパッケージで買ったんですがもう衝撃。今のゲームは本当に説明書が無いの。知ってたけど、本当に無いの。おっさんの頭はPS2で止まってるんだからあまり驚かさないでくれ。おっさんびっくりだよ。

スイッチを起動して色々設定。思ったより簡単でした。おっさんはもっと複雑なものを覚悟してたよ。すごいね。

 

気持ちがノッてきた状態でスマブラを開始。

 

▼メニュー画面

前回のブログで書いた通りWiiU版からプレイしてないので前作のことはわかりませんが、昔と違って最初の画面で「大乱闘(主に友達と対戦のモード)」が一番目立ってることに少し困惑しました。今までのような普通の一人プレイモードは「いろんな遊び」という中に格納されている「勝ちあがり乱闘」というモードでした。もはやそういう遊び方はメインでは無いですよといった感じです。

 

▼キャラクター選択画面

最初使えるのは初代のキャラクターのみというのは知っていましたが、画面を広々と使う8人のキャラクターを見ると少なすぎて「8人!!??」と叫びそうになります。ですがとりあえず遊んでいるうちに次々と増えていくキャラクターを見ると達成感はあります。

この、なんでもいいからてきとうに遊んでいると隠しキャラクターが挑戦してきて勝てば使用可能にというシステム、現在は難易度調整のアップデートにより簡単になっていますが、発売してすぐの時はコンピューターレベルが9(MAX)になっていたそうです。レベル9はちょっとだけ腕に自信のある私でも油断すると負けるくらい。最初に買った人によるこれが理由の低評価は理解できました。難しすぎるかも。

 

▼操作性

64やDXの時と比べると違和感はあるかもしれませんが、それほど変わりません。しかし初めて対峙する最新ゲーム機。そもそもコントローラーが使いこなせません。

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Joyコントローラーと宝石の国9巻

あまり卑怯なことはしたくないので純正のコントローラーで頑張ろうとしましたが難しくて断念。元々このコントローラーは二つに分解して二人でプレイしたり、Wiiの時のように棒状のコントローラーを振り回して使ったりするのを想定して作ってあるので、一人用のアクションに特化したプロコントローラー(別売)を購入。

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Proコントローラーと宝石の国でもおなじみアンタークチサイト

このコントローラーを使い慣れてからだと、本体に付属していたJoyコントローラーでもいい感じにプレイできるようになりました。結局自分がボタン配置とか使い方を理解してなかっただけなのがわかります。

対戦時、緊急回避の時間が短くなったとか、キャラクター毎の強さバランスが酷いとかの意見も見ましたが、やってみた感じ許容範囲でした。スマブラは元々キャラクターの性能の違いが大きい作品で、それがあるからこそ向き不向きな対戦相手がいるのを楽しむものだと思っているので、むしろうまく調整してある方だなと思いました。ピチューとかめちゃくちゃ軽いうえに電気攻撃すると自分がダメージ食らう設定はDXのときからですしね。

 

▼即死するステージギミックやアイテムがある

低評価レビューで見られるこの意見、これもスマブラはそういう作品ですって言葉で済まされてしまいます。

ズルとかハンデ無しで、平面なステージで、アイテム無しのガチの戦いばっかりを好む人が昔からいましたが、スマブラじゃないゲームでやった方がその欲求は解消されると思います。

最近、アニメのトネガワのせいでカイジを今更ながらちょっとずつ学んでいるんですが、ハンチョーのような余裕が感じられません。わかってない…!楽しみ方を……!

 

▼乱闘のルール設定が面倒

レビューで見たこの意見は同意しました。今までのように「何回死んだら負けねー」とか、「制限時間何分ねー」とかが気軽にできなくなっています。一回設定すれば簡単に何回も対戦できますが、少し変えようとすると「設定を変えるのか!?残機は何体だ!?なおかつ時間も設定できるぞ!この設定を保存するよな!?」と、それこそスマブラガチ勢みたいな聞かれ方をされている感じです。ほんのちょっとの部分なんですが、この設定を変えて保存の手間があるだけでめんどくさいと感じるのはわかります。最初に書いたメニュー画面といい、わかりやすいのを意識する任天堂にしてはこのめんどくささは珍しい気がしますね。

 

▼BGM

高評価レビューのほとんどに入っている「BGMが良い」。もうアホかと。低評価達がゲーム性で論理立てて攻めてきてるのに「でも…BGM良いし…」なんて言ってる場合かと。そう思っていましたがやってみるとまたBGMめっちゃ良いの。ぶっちゃけ思い出補正が95%なんですが、昔やったゲームのアレンジが対戦相手に合わせて流れてきて、イントロから興奮します。むしろイントロしか興奮できません。あとは相手をボコるのみ。

ロックマンとか…悪魔城ドラキュラとか…。メタナイトを相手にしたときのメタナイトの逆襲BGMなんかもう最高でした。

ヒップホップを始めクラブミュージックが好きで、DJも少し齧っていた、今では転勤続きで各地を飛び回る同級生も、久しぶりに飲んだ時には「(結局)カービィのサントラがヤバい」と言っていました。カービィの曲はヤバいんです。これは仕方ない。

 

▼ネット対戦

ラグが酷いとか民度が低くてまともに対戦できないとかレビューされていましたが、これに関してはまだネット対戦してないのでわかりません。あまりやるつもりもないですし、そこまでしてネット対戦しなくても十分楽しんでます。そんな酷いなら一人でやってた方がいいと思います。

 

▼アドベンチャーモード

一番評価低い気がするのはこのモード。どういうモードかというと、広大なマップでキャラクターを動かし、進む先々のステージで敵を倒し、仲間を増やしてラスボスを倒そうっていう遊びです。

このシステムが複雑で、ステージをクリアするとゲットできる「アタッカー」というキャラクターがいます。守護霊みたいなもんです。その守護霊戦闘力によって自分の攻撃力とか強さが変わります。相手の守護霊戦闘力が2000だとすると、じぶんの守護霊戦闘力が2000以上じゃなければ勝つのが難しくなります。

さらに、「サポーター」というキャラクターもいます。これは特殊効果アイテムみたいなものです。例えばステージのギミックが「めっちゃ眠たくなる」だとすると、戦おうとしても自分のキャラクターがめっちゃ寝ちゃってまともに戦えません。なので、「全然眠くならない」って能力を持ったサポーターを装備して挑むわけです。これで相手との戦いの条件は互角。あとはアタッカーの戦闘力とか相性を考えてそれらを装備します。

この「理不尽な条件をアタッカーやサポーターを使ってクリアしてゆく」っていう遊び方なのを理解してない低評価が目立ちます。ですがそれにも理由があって、このモードに関してはわかり辛かったり、そもそも説明文の表示が小さいとかいう問題があります。でもレビューの一番上にこのモードを理解してない低評価意見が来るのはなんとかしてほしいな…。

そんな感じでとても勿体ないモードなのですが、一度ルールがわかるとめちゃくちゃハマってしまいます。作業ゲーとも言われていましたが、相手との相性とか、手持ちの仲間やサポーターでクリアできるかどうか、まだ早いから別のルート行ってみようかなとか考えながらのプレイは、少なくとも自分は作業とは感じませんでした。

 

 

▼結局

今のところたぶんこのゲームの1/5くらいしかクリアできていませんが、ホント数年ぶりにゲームに熱中してるなってくらい楽しんでます。不満がないわけじゃないけどホント買ってよかった。いつの間にか自分もネットのレビューばっかり気にして物を選ぶようになってしまいましたが、それはあくまでひとつの目安なんだと再確認できたのがまさかゲームになるとは。

嫌いとか不満っていう感情は、なぜそう思うのかの説明が簡単で、なおかつその材料が多ければ多いほど説得力が増す場合が多いんですが、好きって感情はなかなか説明するのが難しくて、説明すればなるほど嘘臭くなってしまいます。例外もありますけど。

自分が冷静であろうとすればするほど、説明がしっかりしているマイナスの意見に流されがちなので、自分自身はどう考えてどう行動するのかを見極めないといけないなと、スイッチとスマブラ購入で学んだような学んでないような気がします。別にそういうこと言いたかったわけじゃないんですけど。

誰が何と言おうと、カービィの曲はヤバいんです。

 

 

追記

元からミニスーファミも楽しんでましたが、スイッチ買ってから余計に「スーファミもやらなきゃな」って気持ちが強くなってきました。体がゲームの感覚を思い出してしまった気がする…。