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変身への配慮

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ソニックブームに初めて来ていただいたお客さんからはよく、「コスプレさん多いね」って感想をいただきます。

他の音楽イベントでのレイヤーさんの割合に詳しくないので実感はありませんが、もしそのとおりソニックブームでのレイヤーさんの割合が高かったとして、それは前身となった(と僕は思っている)イベント『LEVEL5』から続くお客さんへのルールの周知と、何よりもレイヤーさんたちの協力の賜物だと思っています。ありがとうございます。

 

僕は2010年のLEVEL5からアニソンDJをやり始めたんですが、LEVEL5立ち上げの頃はDJのこともアニメのこともコスプレのことも詳しくなかったので、イベント運営やらイベントに対するお客さんからのクレーム受け止め係みたいなのは先輩DJ達に任せっきりでした。後から聞けばコスプレ関係の不満も色々言われていたそうで、ホント、先輩達は苦労したと思います。

今でこそアニソンクラブイベントはコスプレできて当たり前って認識が広まり、もはやコスプレできないアニソンクラブイベントがわざわざ「コスプレできません!」と注意事項に大きく書いているのを見たことがあります。

でも、そもそも文化の違う「アニソン」と「クラブ」の融合なんて難しいことを行っているのに、さらに文化の違う「コスプレ」が当たり前に組み込まれていることを、もう少し考え直さなければいけない時期かなと思います。

 

僕がLEVEL5に参加し、コスプレさんの常識やマナーを知るまでは、正直まったく逆の認識でいました。

コスプレはみんなに見られたいためにやっていることで、写真はバンバン撮られたいだろうし、自己主張してナンボって感じだろうなーと考えていました。今考えれば失礼なんですけど、普通の人から見たらそういう認識の人っていっぱいいると思うんです。

でも実際は許可なく写真なんか撮っちゃ駄目だし、別に不特定多数に見られたいからコスプレしてるわけでもないし、レイヤーさんにはレイヤーさんなりのマナーや信念があるわけです。

新しくアニソンイベントを立ち上げ、そこにコスプレを組み込むとき、何もわからないスタッフたちはここで大きく挫折するのだと思います。

 

音楽イベントはワイワイ騒げる場所だし、場合によっては許可なく写真も撮られ、それがイベントの様子としてホームページやネット記事として取り上げられたりします。写真や動画はイベントの様子を伝える手段として一番効果的ですしね。音楽イベントに慣れてる人なら、自分の盛り上がっている写真がネットに上がったところでなんとも思わないでしょう。思っても「うわ自分めっちゃ不細工な瞬間撮られとるやんけバリウケる」くらい。

でもレイヤーさんはその逆。衣装もグダるし化粧も落ちるから騒げない。写真が勝手に使われたらたまったもんじゃない。

この2つのズレを埋めていくのが大変で、なんらかのかたちで「コスプレできるけど、音楽イベントですし、騒いでも大丈夫な格好でね」っていうことを教えていかなければいけないんです。

つまりこちら側のルールを伝えて、レイヤーのお客さんからこちら側に歩み寄っていただく。ということは、こちら側もレイヤーさん側のルールを守って、歩み寄らないと駄目ですよね。なので、「写真は撮らせていただきますが、ネット等に公開の際は被写体に許可を得ますね」ってことも伝えなければいけない。こういうお互いのルールを尊重しながらも、どこまで歩み寄るかが大事だなと思います。元々まったく異なる文化なので、お互いの主張ばっかりぶつけていてはいつまで経っても平行線です。

 

って感じなので、
今当たり前にアニソンクラブイベント=コスプレ可っしょ!という認識でてきとうにイベントをやってしまうと、色々危ないのかなとは思っていました。アニソンクラブイベントでコスプレ参加に慣れている人ならだいたいの雰囲気はわかるでしょうけど、フライヤーにコスプレ可と書いている限りは、クラブイベントに行ったことのないレイヤーさんにもコスプレで参加してほしいじゃないですか。そのためにもこちらからレイヤーさんに伝えるべき注意事項は伝えて、「イベント行ったら思てたんと違った…」って事故のないようにしたいですねって話でした。必要なスタッフの人数や着替え場所の確保も関わってくるし、無理なら無理で、下手にコスプレ可にしなくてもいいと思います。

あと、その「レイヤーさん、お客さんの顔が写っている写真はどこまで公開してオッケーなのか」っていうのはイベント毎に違うと思うので、お客さん側も不安であればスタッフに問い合わせてみてから参加するかどうか決めるっていうのがいいと思います。

 

で、
ソニックブームに関しては、コスプレさんに限らずお客さんの顔はできるだけ写さないように。ガッツリ写ってる写真はネット等での宣伝やレポートに使わないって精神でやっています。たぶん。

本当はフロアが盛り上がっている写真なんてイベント的には宣伝になるのでバンバン使いたいんですが、この「お客さんたちが嫌がるかもな…あとレイヤーさんにも配慮しなきゃな…」っていうのが頭をよぎって、なかなか使えない良い写真っていっぱいあるんです。

あと僕自身もナルシストで不細工な瞬間の自分見られたくない派なんで、そこ配慮してますね。かっこいい写りじゃなければ嫌です。

突然ですがこちら去年の11月、八戸の居酒屋における僕の「ヤンス顔」でございます。

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最近ハマった東京ゲゲゲイというダンスパフォーマンス集団。ハマるのが相当遅いです。なんでもうちょっと早く見なかったんだろう。とても素敵ですので是非。